今年の東西芋兄弟1109

手を取り合えましたか？
お待たせしました記念動画。ちょっと雑多なあれこれを書いておきます。

【『そしてふたりは手を取り合って』について】

じんわりした良いゲームです、ぜひ。
説明が難しいのでインストで躓くゲームではあるのですが……やってみたらすぐ理解できるし、やっているところを見てもすぐ分かりますよね！
無言の協力ゲームというのは結構面白いものです。むずかしいけどね。
動画にしたこのプレイ、動画説明文にも書いた通り、実際にカードとトークンを動かしたものの再現です。これに至るまで確か8回くらい敗北しました。ようやくクリアできた時は思わず感動し、もうプレイを煮詰めることもせずそのまま動画化した。

ところで、今回の動画で最も悔しく思っているのは、感情カードをちゃんとお見せできなかったこと、そして感情カードの名前を紹介できなかったことです。
感情カードは、それぞれ左右の基本の感情カラーに応じて複雑な感情名がついています。
例えば、左右の色が黒（かなしみ）と赤（いかり）の感情カードの名前は『bertayed（裏切り）』だったり、赤（いかり）と緑（よろこび）のカードは『manic（高揚）』だったり、左右とも青（やすらぎ）のカードは『carefree（のんき）』だったり。なかなか奥深い感情のチョイスです。
ちなみにイラストを手掛けたのは、あのディクシット無印のイラストを描いた人です！
ぜひ実際に手にとっていただいて、じっくりカードを眺めてほしい。

【11月9日について】

今年もこの日を記念して動画作れて良かったです。（元々は再統一記念動画のつもりだったことは忘れよう）
プレイ前後の兄弟の会話は、結構悩みつつ組み立てましたが、察してくださる方が多くてほっとしています。
会話をしてはいけない、最終目標に向かって協力しなければならない、感情をコントロールしなければならない。そんなこのゲームをこの2人にプレイさせたいというのは、これを購入した時から考えていました。だってぴったりすぎるよ……この2人には、色々な感情を乗り越えて、最後に手を取り合ってほしいよ……

ところで、壁崩壊時のエピソードとして浅木が地味に好きなのは、その時西ドイツのコール首相はポーランドを訪問中で、知らせを受けて大急ぎで帰ってきて対応したっていうやつ。
ヴェストにとってこの出来事は、望んではいたけどまるで事故のように予想外だったというのが、何故かとても好き。オストの強いパワーを感じて、好き。
東ドイツはこれによって自壊しました。けれど東ドイツがそれを求めていました。

「じゃあ早速一緒に暮らそうか」！